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錆鉄筋 (錆鉄筋ハツリ処理)
1.前処理

脆弱化している打放しコンクリート面、モルタル面、砂落ちの見られるリシン面など、表面の粉状化した部分
はワイヤーブラッシングやケレンを行ないます。
ひび割れが生じているコンクリート面で、その幅が0.5o以上の場合はUカット、またはVカット処理します。

浮き部分をはつり、錆びた鉄筋のまわりは入念にはつり、ディスクサンダー、ワイヤープラシやサンドブラスト
を用いて、錆を落とします。

1.前処理

コンクリート面の処理が終わったら
高圧水で洗浄します。

1.前処理

アルカリ性付与材・塗布型防錆剤を刷毛又はローラーブラシ等で塗布し、コンクリート面に充分浸透するように
均一に追いかけ塗りをします。露出鉄筋の周囲や、はつり面、Uカット、Vカット部分は念入りに塗布します。

1.前処理

SBR系セメントペーストを腰の強い刷毛を
使って、露出した鉄筋およびその周辺に
叩き込むように塗り付け、一回の塗り厚は
1〜2oとなるようにします。

1.前処理

金ベラまたはタイル用の目地ゴテを用い、欠損部分の底まで強く押し付けるように塗りこみます。埋戻し部分の
深さが大きい場合は数回に分けて埋め戻します。
その後の下地調整、保護層としてSBR系セメントペーストを前面に塗り、躯体処理を完了します。

1.前処理