補 修 方 法

ここでは皆様に、いろいろな補修方法を解りやすく説明したいと思います。

補修項目 補修工法 補修内容
クラック
(ひび割れ)
Uカットシーリング工法Uカットシーリング工法の画像 幅0.3mm以上のクラックに対して行う工法で、クラックに沿ってサンダーで幅10mm深さ15mm程度にU型に溝を作りシーリング材を5mm程度打設し、後にポリマーセメントモルタルで表面まで埋戻す工法である。
低圧注入工法低圧注入工法の画像 幅0.2mm以上のクラックに対して行う工法で、クラック周囲が粗面であればケレンなど清掃し、注入器具を現状に応じたピッチで取付け、注入器具間のひび割れをシール材等で被覆し、無機系又はエポキシ樹脂を注入器具より注入し、クラック内部まで充填する工法である。
高圧注入工法高圧注入工法の画像 躯体などが大きくクラックの深さが深い場合に対して行う工法で、低圧注入と同様の手順だが注入器具がアンカー式などに替わり、注入工具も高圧力で押し出せる物に替わる。
錆鉄筋 錆鉄筋ハツリ処理錆鉄筋ハツリ処理の画像 鉄筋の錆により爆裂や露筋などの劣化部位に対して行う工法で、健全な鉄筋面が確認されるところまでコンクリートをハツリ、鉄筋の錆を落とし防錆処理を行った後にポリマーセメントモルタルで表面まで埋戻す工法である。
電気防食工法 コンクリート中の鉄筋が腐食するのを防止するのに効果がある工法で、鉄筋に10mA/u程度の防食電流を供給することにより、鉄筋表面のアノード(腐食)反応を停止させる工法である。
浮 き アンカーピンニング部分
エポキシ樹脂注入工法
アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法の画像
浮き部に対しその隙間にエポキシ樹脂を注入し且つステンレス製のピンを併用して浮き面積の拡大を阻止すると共に、大面積の剥落を防止する工法で、一般的には16本/uで指定部分では25本/uとし、狭幅部では幅中央に200ピッチとなっている。
アンカーピンニング全面
エポキシ樹脂注入工法
アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法の画像
浮き部に対しその隙間にエポキシ樹脂を注入し浮き部分を完全にエポキシ樹脂で注入してしまい被着体と一体化させる工法で、一般的には注入箇所は全部で25本/uで、その内アンカーピンを13本/uとする。指定部分の注入箇所は全部で40本/uで、その内アンカーピンを20本/uとする。狭幅部においては部分注入と同じである。
中性化 含浸材塗布工法 コンクリート表面より塗布含浸させて、コンクリートのアルカリ性を回復させ、鉄筋の腐食環境を改善する目的で使用されるアルカリ付与材で、仕上げ材等は除去しなければならない工法である。
表面被覆工法 中性化が大気に触れることによりコンクリート表面より進行するという特性から、大気との接触を遮断するために行う工法で、一般的には厚膜塗装や塗膜防水、フッ素樹脂系の塗装材などを使用して皮膜する工法である。
再アルカリ化工法再アルカリ化工法の画像 劣化段階に関係なく適用できる工法で、仮設した外部電極とコンクリート中の鋼材との間に約1A/uの直流電流を約1週間流し、仮設鋼材に保持したアルカリ性溶液をコンクリート中に強制浸透させてアルカリ性を回復させる工法である。
塩 害 脱塩工法脱塩工法の画像 塩害により劣化した構造物が対象であり、基本的には劣化段階を問わず適用できる。コンクリート中の塩化物(C1-)除去及び鋼材の不動態化であり、仮設した外部電極とコンクリート中の鋼材との間に約1A/uの直流電流を約1〜2ヶ月流し、コンクリート中の塩分をコンクリート外へ取り出す工法である。
外壁美装工事(フッソBAX)
アスベスト工事
会社概要
用語説明
劣化現象
調査説明
補修方法
業務内容
ホームページトップへ

 
TEL 086-805-8588
FAX 086-245-8580

岡山市南区
    西市645-1

潟fィアテック

〒700-0953

アクセス